3惭罢研究コミュニケーションコンテストを开催 新领域创成科学研究科のダイアン?バレンズエラ?グバタンガさんが优胜

开催日:2021年7月17日
田んぼに设置されたソーラーパネル、日本のメディアのフェミニズム运动に関する报道、ロボットと高齢者との交流???。これらの共通点は何でしょうか?
これらはみな、東京大学の博士課程に在籍中の学生たちが取り組んでいる研究の一部です。今年も東京大学では、「Three Minute Thesis (3MT)」コンテストが開催されました。さまざまな研究分野を代表する17名の学生が、自分の論文内容を3分以内の動画で説明するという課題に挑戦し、2021年7月17日に授賞式が行われました。
3惭罢コンテストは、博士课程の学生が、専门家ではない聴众に向けて、1枚のスライドだけを使って3分间で研究内容を説明する研究コミュニケーションのコンテストです。事前审査を通过した学生17名は、それぞれ3分间の动画を録画し提出しました。7月17日には、3人の审査员が窜辞辞尘のビデオ会议で审査を行い、オンライン授赏式で3人の受赏者を発表しました。
见事优胜に辉いたのは、新领域创成科学研究科のダイアン?バレンズエラ?グバタンガさん。使用済み食用油を水素燃料に変える研究について発表しました。获得した副赏30万円は、研究助成金として研究室に支给されます。またグバタンガさんは、2021年10月にオンライン开催されるクイーンズランド大学主催の2021年アジア太平洋3惭罢大会に、东大代表として出场します。

農学生命科学研究科のパン?ユーメンさんは、"Changing oceans, flexible squids "(「変わりゆく海、柔軟なイカ」)と題したプレゼンテーションで準優勝に輝き、副賞20万円を獲得しました。
また、ピープルズ?チョイス赏には、医学系研究科のアハメド?タジビールさんが选ばれました。ピープルズ?チョイス赏は、东大の公式驰辞耻罢耻产别チャンネルに事前に公开された17名のビデオを视聴した学生、教职员による投票で决まります。今回、タズビールさんは222票のうち67票を获得し、副赏10万円を获得しました。
审査员は、生产技术研究所の大岛まり教授、在日オーストラリア大使馆のカステン?マコチェカンワ参事官、工学系研究科のマット?リチャードソン特任助教の3名が务めました。
审査は、クイーンズランド大学が定めるバーチャル3惭罢コンテストのガイドラインに沿って行われました。审査基準には、研究の背景や意义について専门用语を使わず説明しているか、研究のインパクトや成果を明确に表现しているか、などの点が含まれます。
マコチェカンワ参事官はイベント终了后、「すべてのプレゼンターに感铭を受けました。受赏者を选ぶのは大変でした」と振り返りました。
さらに、「私自身が科学者であり、日本で修士号と博士号を取得したので、博士论文を3分にまとめることにどれほどのエネルギーが必要か理解しています」と话し、「全体的にプレゼンテーションの质はとても高いと思いました。皆、素晴らしいプレゼンだったと思います。非常に幅広い领域の研究动向について学ぶことができました」と参加者をねぎらいました。
リチャードソン特任助教も17人の出场者全员について、プレゼンテーションの质が大変高かったと评価しました。実はリチャードソン先生は2019年、博士课程学生として第1回东大3惭罢に出场した経験があります。オンラインでの発表に踌躇する学生に対して、パンデミックが终息してもバーチャルな形でのコミュニケーションは続いていくだろうと述べ、これからの学生は「ハイブリッド」スタイルに惯れていく必要があると话しました。
「ハイブリッド型のイベントやバーチャルで行われる会議は、これからもたくさん出てくると思います。それが "新しい常識 "というものです。今までとは違うので違和感があるかもしれませんが、これからはそれが当たり前になると思います。このような状況に対応するためには、私たち全員が準備と適応をする必要があると思います。やればやるほど、楽になると思います」
3惭罢は、大学院生の研究コミュニケーション能力向上の机会を提供してきました。2008年にクイーンズランド大学で初めて开催され、现在では世界85カ国以上の900以上の大学で开催されています。
受赏者のコメント
ダイアン?バレンズエラ?グバタンガさん(优胜)

3惭罢コンテストは、私の研究をより多くの人に伝えるための素晴らしい场となりました。参加してみて、私が解决しようとしていることは、実际にはより大きな问题のほんの一部に过ぎないことを実感しました。しかし、どんなに小さなことでも、いつか、谁かにとってこの情报が役に立つかもしれないと思っています。东大を代表してアジアパシフィック3惭罢大会という国际的な舞台に立てることを光栄に思います。皆さんの応援を受け、ベストを尽くします。
パン?ユーメンさん(準优胜)

3惭罢コンテストで準优胜したことを大変光栄に思います。このコンテストは、自分の研究を一般の人々に兴味深く魅力的な方法で伝える方法を考える素晴らしい机会です。私のスピーチやパフォーマンスについて、多くの素晴らしいアドバイスや寛大な支援をいただいたことに感谢しています。また、すべての候补者のスピーチから多くのことを学びました。将来的には、学校の授业で习う科学と、生活の中にある科学の美しさとのギャップを埋めるために、科学コミュニケーションの分野でもっと自分を探求したいと思っています。
アハメド?タジビールさん(ピープルズ?チョイス赏)

去年も応募したのですが、(书类审査で落ちてしまい)出场できませんでした。そこで今年は、自分の问题点を修正するために、难しい言叶を洗い出して、人にわかりやすく伝えるようにしました。过去の参加者のビデオを见て勉强しましたが、とても参考になりました。また、指导教员の相原一教授にも多大なサポートをいただきました。东大の先生の中には、研究コミュニケーションにあまり兴味がない方もいらっしゃると闻きました。将来的に、多くの教授や教员が、学生が名乗りを上げて大会に参加できるようにサポートしてくれるといいなと思います。
东大3惭罢2021の出场者とプレゼンテーション