小柴昌俊先生の讣报に接して(総长谈话)

本学の卒业生、特别栄誉教授であり、2002年ノーベル物理学赏受赏者である小柴昌俊先生の突然の讣报に接し、深い哀悼の意を表します。
小柴先生は本学理学部教授を长い间にわたって务められ、数々の业绩を挙げられました。特にニュ-トリノの観测研究では、现在のスーパーカミオカンデの前身であるカミオカンデを1983年に建设され、超新星から飞来するニュートリノを世界で初めて観测し、ニュートリノ天文学という新しい学问分野を切り拓かれました。
小柴先生は、本学を代表する卒业生、研究者のお一人として、本学の教育研究活动を长期にわたり高いレベルで先导されました。先生の学术への多大なご贡献に感谢申し上げるとともに、先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
令和2年11月13日
東京大学総長 五神真