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研究评価に関するサンフランシスコ宣言(顿翱搁础)への署名について

研究评価に関するサンフランシスコ宣言(顿翱搁础)への署名について

東京大学は、2023年12月1日、研究評価に関するサンフランシスコ宣言(San Francisco Declaration on Research Assessment; DORA)に署名しました。日本の大学としてDORAに署名するのは本学が初めてとなります。

顿翱搁础は、2012年の米国细胞生物学会年次会议において起草された研究评価のあり方に関する勧告で、その后、世界的なイニシアティブへと発展しています。顿翱搁础では、「出版物の数量的指标やその论文が発表された雑誌がどのようなものであるかということよりも、その论文の科学的内容の方がはるかに重要」とされています。そして、研究者の雇用、任期、昇进や研究费の助成决定の际に、研究论文の质をはかる代替方法として、インパクトファクターのような雑誌ベースの数量的指标を用いないことを求めています。あわせて、研究评価を行う上で、出版物のみならず研究のすべての成果の価値とインパクトを検讨すべきであり、その际、质的指标を含む幅広いインパクトの评価基準を考虑すべきであるとしています。

東京大学では、これまで学内でDORAへの署名に関する検討を重ね、この理念に賛同することといたしました。また、「東京大学憲章」に研究の多様性を掲げる本学としては、これからも分野の特性等に応じた多様な観点で研究内容の評価を行うことを、この署名を通じて表明することにいたしました。このことは、2021年9月に発表した本学の基本方針「500彩票网 Compass」が目指す「多様な学術の振興」に向け、研究者の自由な発想に基づく研究の芽を育むためにも意義があると考えます。

研究成果を正しく评価し多様な学术を振兴することは、一つの大学だけでなく、国内外の学术コミュニティ、そして社会全体で共有すべき価値観です。学术的内容により研究を评価することの议论がより一层进むことを期待すると同时に、东京大学は、「东京大学宪章」の冒头に掲げる「世界の公共性に奉仕する大学」として、学术の健全で多様な発展をめざすグローバルな议论に积极的に贡献して参ります。


2023年12月8日
国立大学法人 东京大学

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